JCSS必須の”技能試験”を受験した結果
私のいる事業所はJCSSの認定を取得しています。この認定を維持するために令和4年度にJEMIC(日本電気計器検定所)技能試験を受験しました。幸い全点で満足いく結果になりましたが、初めて受験する方や、4年前のことなんか覚えていない方に向 ...
【ISO17025】事業所の「方針」と「目標」の書き方
ISO17025が2017年度版に更新されたときに事業所の方針や目的も書かなければならないことが変わりました。以前からあまり審査の時には問題にならない部分だと思いますが、しらべる機会があったので記事に記録しておきます。
ISO/ ...
【新任向け】計測器の校正試験とは?
「校正」と検索すると一番ヒットするのは文章校正ですが、ここでは計器校正について書きます。
企業の中には品質管理部署があり、その中に校正担当部署があると思います。校正は一般技術者の感覚では理解の難しい(私は難しかった)技術で ...
IATF 16949とISO/IEC 17025 (JCSS)の関係
近年、校正の現場でIATF 16949のことについて耳にすることが増えました。IATF 16949とは自動車の国際的な品質マネージメント規格でありIATF(国際自動車産業特別委員会)が国際標準化機構(ISO)の支援を受けて策定した規格 ...
リモートでJCSS更新審査を受けました
日本でのISO/IEC17025、いわゆるJCSSの審査は独立行政法人製品評価技術基盤機構、通称NITEが行っています。NITEの方針で非常事態宣言が発出している期間は現地での審査を行わないことになっています。
私の事業所 ...
計測器管理に必須の「標準室」について
私は毎日いろいろな計測器を触れていますが、どの計測器も温度管理が重要なポイントになります。このような機器の温度管理には恒温室や恒温槽を使いますが、その中でも特に標準器を管理する施設を標準室と言います。
標準室はISO 17 ...
計測器の校正事業を立ち上げるには
このブログにはだいたい3つくらいテーマがあって、その1つがISO、特に計器校正事業者の認定制度であるISO/IEC 17025 JCSS制度を取り上げることが多いです。
JCSSは計器校正事業者に与えられますが、そこまで大 ...
JCSS登録の最難関、”現地審査”をどう乗り切るか
ISO/IEC 17025いわゆるJCSS制度は計測器の校正事業者に対する制度です。JCSSに登録されるとJCSSのロゴの入った校正証明書を発行でき、これが校正事業者の能力の証明になっています。
登録の手順については以前記 ...
JCSS校正(ラージ)とjcss校正(スモール)は別物。
計器校正における登録校正事業者(JCSS)制度ですが、最近産業構造が変わってきているせいか、注目されることが増えてきました。
JCSSがなんだかよく分らない人はこのブログでもJCSSについて解説をしたことがありますので、ま ...
不要な技術は廃棄しなければいけない理由
「老害」なんて言葉を耳にすることが増えましたが、校正業務でも古いものが捨てられず「これは貴重だから」「重要だから」と言った結果、試験室がゴミだらけになりがちです。
しかし、計測管理では捨てることがとても大事な業務の1つだと ...