OpenAIのDALL-E2のAPIをGoogle Colabから使う

2023年4月26日

OpenAIの画像生成AI「Dall-E 2」のAPIを使ったのでブログに記録しておきます。アイキャッチの画像はDall-EでJCSSと入力して生成させた画像です。ちょっと惜しいですよね。JJCASSSだぞ・・・。

GoogleとOpenAIに登録する

ここで紹介する方法はGoogle Colabを使います。ColabはGoogleのアカウントへログインして使ってください。

Google ColabはJupter Notebookのような、ブラウザを使ってPythonの開発をするためのツールです。おいしい点は計算はGoogleのデータセンターのCPUがやってくれるところです。無料でGoogleの計算パワーを利用できます。

次にOpenAIに登録します。OpenAIに登録してアカウントを作成すると無料で月に15枚の画像が生成できます。

OpenAIの登録ができたらAPI_KEY(https://platform.openai.com/account/api-keysのページでAPIキーの発行をしてもらいます。

OpenAI APIを使って画像を生成する

はじめにopenaiツールをインストール、インポートします。Colabの最初のセルに次のように書きます。

!pip install openai
import openai

次にOpenAIで発行した自分のAPIキーを入力します。

openai.api_key = "sk-MkDugo1zt4QJFMbf9X4xxxxxxxxxxxxxxxx"

最後にpromptに生成キーワードを入力して実行します。nで枚数、sizeで画像の大きさを指定できます。

response = openai.Image.create(
  prompt="JCSS", # 生成キーワード
  n=1,
  size="1024x1024"
)
image_url = response['data'][0]['url']

image_url

というわけでAI画像が生成できます。

これと同じ作業はOpenAIのウェブサイトでもできます。Colabを使ってやるメリットはpromptに入力するキーワードに何かしらの処理の出力を入れるとか、生成画像を何かに利用するとか、そういった使い道でしょうか。

私もアイデアはまだ無いですが、高精度なAI生成画像が簡単に無料で利用できるようになったことはとっても歓迎できることす。

いろんなところでChatGPTが禁止になってますけどDall-Eもそうならなければいいなぁ。