Linuxの基本1WebサーバーならApacheが常識

2020年9月24日

将来ITエンジニアで生計を立てたいと思っている人はLinuxを習得することは避けて通れない道でしょう。でもCUI(Character User Interface)のLinuxを身につけるのは簡単ではないです。

この記事ではLinuxを習得したい人のために、私が初めてLinuxをいじり始めたときの経験をもとに、最も需要の多いWEBサーバーについて説明します。

Webサーバーとかhttpとかアドレスとかの仕組み

サーバー構築に必要な知識に絞って説明します。

皆さんはPCのブラウザを開くとアドレス欄にhttp://yahoo.co.jpとか書いてあるのを見たことがあると思います。yahoo.co.jpというのはアドレスです。アドレスを入力するとyahooのWebサイトを見ることができる仕組みになっています。

このWebサイトのデータはどこに置いてあるんでしょうか?これはYahooのデータセンターにあるWebサーバーというコンピュータの中に保存されています。このサーバーとはWebサービスを動かすコンピュータのことで、この他にメールサービスやFTP(ファイル交換)サービスなどがあり、普通1台のサーバーではこれら複数のサービスが動いています。

アドレスとはこの1台のサーバーを指す住所です。インターネットの住所は「182.22.59.229」のようなIPアドレスなのですが、yahoo.co.jpのようなドメイン名を入力すると、プロバイダのアドレス変換サービスみたいなサーバーでIPアドレスに変換されて宛先サーバーに届きます。

httpと書くのはこのサーバーのWebサービスに届けてください。という意味です。182.22.59.229がビル名、httpが入居している会社名みたいなもんでしょうか。

自分専用のドメインを登録する

すでにインターネットに接続されたLinuxを持っているとして話します。まだLinuxがない人は以前の記事を参考にLinuxを用意してください。

Webサーバーの醍醐味ですが自分の好きなドメイン名を登録しhttp://jibun-no-sukina-namae.jpのようなアドレスを登録することができます。

前項に出てきた「アドレス変換サービスみたいなサーバー」のことをDNS(Domain Name Service)サーバーと言います。世の中のDNSサーバーはIPアドレス←→ドメインの変換情報を共有しあっていて、中には無料で使えるDNSサーバーもあります。

私は長い間無料のMyDNSを使っています。ちょっと登録が複雑ですが、サイトの使用方法を参照して、あなたの持っているLinuxサーバーのIPアドレスと好きなドメイン名を登録をしてみてください。

DNSサーバーの設定が世界中に共有されるには時間がかかります。その間にLinuxサーバーにWebサービスを設定してしまいましょう。

Webサービスをインストール、設定する

皆さんはLinuxサーバーの管理者(root)パスワードを知っていると思います。管理者権限を持っていないのであれば管理者に相談してください。ユーザーとしてWebサイトを作ることもできると思います。

ここからは私が使っているDebian Linuxの管理者権限で話を勧めます。

まずWebサービスのインストールをします。はじめにapt-getを最新の状態にします。

# apt-get update

次にWebサービスをインストールします。Webサービスにも何通りかあるんですが、ここでは1番メジャーなapacheをインストールします

# apt-get install apache2

たくさん出力が出てきますが、これだけでWebサービスがインストールされました。http://jibun-no-sukina-namae.jpにデフォルトページが表示されます。デフォルトページが表示されればインストール成功です。デフォルトページ内に「It works!」と表示されます。

このファイルは/var/www/html/にあるindex.htmlというファイルに保存されています。html形式でこのファイルを変更してみましょう。Webサイトの内容が更新されます。

Linuxサーバーを家のネットワークで運用する

一般家庭のネットワークにつながったLinuxでも、世界に向けてWebサイトを公開することができます。

例えばNTTの光回線ではルータのネットワーク側はIPアドレスが割り振られています。ですが、このIPアドレスはルータの電源が入るたびに自動で割り振られるので、何番になるかわかりません。

このようなネットワークからサーバーを公開する場合はダイナミックDNSを利用します。ダイナミックDNSはルータのIPアドレスが変わるたびに新しいアドレスをDNSサーバーに連絡します。

ダイナミックDNSの機能は先ほどのMyDNSでも提供されています。MyDNSのHPにダイナミックDNSの説明がありますので見てください。

それと家のルータもWebサーバー公開用の設定が必要です。ルータごとに方法が違うのでルータの説明書を確認してください。

まとめ

この記事ではLinuxの勉強方法としてWebサーバーを建てる方法を紹介しました。この他にもapt-getでインストールできるサービスがたくさんあるのでとにかく勉強のネタとしてサービスをインストールしてみるのがいいと思います。