Tinker Boardの種類を説明します
Tinker BoardとはASUSが生産しているRaspberry PI互換のシングルボードコンピュータです。
Raspberry PIの欠点を補っているため、おすすめなんですが、種類が謎で調べてもよくわかりません。
この記事ではTinker Boardの種類についてまとめましたので、私と同じように困っている人は参考にしてください。
Tinker Boardのよいところ
ここ数か月Raspberry PIは慢性的な品不足です。そのせいもあり、一人で多くのRaspberry PIを購入できない状況が続いています。
もともと教育用という事もあり、産業用にまとまった数を消費されることは歓迎されていないようです。
その点Tinker Boardは産業用と説明されていますので、購入制限は特に設けられていません。また、現在でも普通に購入できるようです。
確認をしていませんが、Raspberry PIに比べて供給も安定しているようです。
Tinker Boardの種類
モデル | Tinker Board | Tinker Board S | Tinker Board R2.0 | Tinker Board S R2.0 | Tinker Edge T | Tinker Edge R | Tinker Board 2 | Tinker Board 2S |
発売 | 2017.4 | 2018.1 | 2021.10 | 2021.10 | 2021.11 | 2021.11 | 2020.11 | 2020.11 |
構造 | ARMv7-A(32bit) | ARMV7-A(32bit) | ARMv7-A(32bit) | ARMv7-A(32bit) | ARMv8 (64bit) | ARMv8 (64bit) | ARMv8 (64bit) | ARMv8 (64bit) |
給電 | Micro-USB 5V | Micro-USB 5V | Micro-USB 5V | Micro-USB 5V | DC 12V – 19V | DC 12V – 19V | DC 12V – 19V | DC 12V – 19V |
記憶 | MicroSD | MicroSD + eMMC | MicroSD | MicroSD + eMMC | eMMC | MicroSD + eMMC | MicroSD | MicroSD + eMMC |
OS | TinkerOS AndroidOS 6&7 | TinkerOS AndroidOS 6&7 | Debian10 AndroidOS 11 | Debian10 AndroidOS 11 | Debian9 AndroidOS 10 | Debian9 AndroidOS 10 |
Tinker Boardは大きく2つのグループに分けることができます。
・32ビットグループ : TinkerBoard TinkerBoard R2
・64ビットグループ : 64ビットCPU、5V電源(USB)