ビギナーの学習にお勧めなビジュアルプログラミング言語3選
この記事はプログラムの学習を始めてみたい人の中で、最近話題になっている”ビジュアルプログラミング言語”を試してみたいと思っている人に向けて書きました。
ビジュアルプログラミング言語は確かにプログラミングを身に着けてみたいと思っている人の初めの一歩には最適でしょう。
そのような人向けに私が実際に触ってみたビジュアルプログラミング言語を3つ紹介します。
1 Hour Of Code
日本語にすると「コードの時間」ですね。Hour Of Codeは世界中で支持されている無料のプログラミング学習サービスです。アメリカのオバマ大統領が支持していることでも有名です。
Hour Of Code は以下のサイトから、ブラウザ上で実行することができます。
Hour Of Code はビジュアルプログラミングを学ぶことができますが、正確にはゲームと考えよいでしょう。他のプログラミング言語は最終的にプログラムを生成しますが、Hour Of Code はステージをクリアすることを目的にプログラミングをします。
しかしステージをクリアするために用いるブロックの種類や考え方はその他のビジュアルプログラミングに応用できますので、一番最初に取り組む言語としては適しているんじゃないでしょうか。
子供に何かを学習させることはなかなかうまくいきません。子供は長い時間集中力を維持することが難しいためです。
Hour Of Codeのように学習にゲームを取り入れると子供は食いつくように課題に取り組むので、大人よりも早いスピードでプログラミングを身に着けてしまいます。
Hour Of Codeは子供にプログラミングを理解させるためには非常によい教材です。
2 Scratch
Scratchはビジュアルプログラミングの中でも一番有名な言語でしょう。ScratcheはMIT(マサチューセッツ工科大学)のメディアラボが開発した言語です。
ScratcheもHour of Codeと同様にサイトにアクセスし、ブラウザ上で実行できます。
Scratcheは作ったコードが最終的にプログラムになり、実行することができます。
どのようなプログラムを作るかは製作者次第でゲームにするのかアニメーションムービーにするのか、外部のデバイスを制御することもできます。
3 LabView
LabViewはNational Instruments社のプログラミング言語です。LabViewは測定器を制御するための言語です。 Hour Of CodeやScratchと異なり学習用のプログラミング言語ではありません。
しかし、ブロックを積み上げていくビジュアルプログラミング言語であるので、プログラム経験がない初心者でも比較的簡単にプログラミングを始めることができます。すぐにプログラムが必要な社会人には重宝されると思います。
LabViewのメリット実際に現場で利用されている言語であるので、一度覚えてしまえば実戦で使えるようになります。
逆に敷居を高くしてしまっているのは、現場で使えるため、有料ソフトになっていることです。
LabViewを試すだけならNational Instruments社から1か月の無料ライセンスをダウンロードできるので利用してもいいかもしれません。
長期利用であれば秋月電子でHome Editionのライセンスが5800円で売っていますので、投資と思って買うの手です。
以上3つのプログラミング言語を紹介しました。2020年度には小学校でプログラミングが必修になることもあり、これらプログラミングを始めたい人はぜひ参考にしてください。