ISO/IEC 17025 JCSS品質マニュアルの書き方-内容編(第1章)

2019年5月13日

今回は品質マニュアルの書き方、第1章について説明します。

品質マニュアルについては私の実務経験でこれが良かったということを書いていますので、こうすれば審査が通るというものではありません。今更当たり前かもしれませんが、ご注意を。

品質マニュアルの書き方 規格書と章番号を合わせる

品質マニュアルの章番号は規格書の章番号と一致させておくと審査の際に楽です。例えば4.1については公平性について書くと審査の際に品質マニュアルを上から見ていけます。

2017年版のISO17025規格書は1章が適用範囲、2章が引用規格、3章が用語及び定義になりますので、品質マニュアルの1~3章は他のことを書きます。この記事では1章について説明します。

1章 宣言

1章では「宣言」を書くのが良いです。この宣言は最高責任者の名前で行います。宣言には以下の要素を入れます。

・管理主体の特定(5.2)

・適合範囲の明確化(5.3)

・継続的な改善の明言(必要だったような気がする)

・責任者の任命(規格にはない)

責任者の任命では全責任を責任者(品質管理者)に渡しておくと品質マニュアル以外の決裁を品質管理者ができるので楽です。

上記3つの条件を入れると品質マニュアルの書き出しは次のようになります。

最高責任者宣言
 ○○○(事業所)は○○(量目など)の校正業務を行うにあたり、顧客の要求を満たし、登録を受けた範囲において登録基準に合致したサービスを提供し、継続的な改善を行う。○○○(管理主体)は校正業務の能力維持のために、他の業務とは独立して校正事業を運営する担当者を○○(担当部)に配置する。同時に校正業務に関するすべての責任と権限を○○○(責任者の肩書)に付与する。

ここで最高責任者に言っておいてもらう必要があるものは宣言しておいてもらいます。例えば、

○○○(事業所)は適切な校正業務を提供するために以下の項目を満足する。
・施設・機器を適切に管理する。(6.3 6.4)
・十分な教育訓練を実施する(6.2)
・機密保持を確実にする(4.2)
・公平性を担保する(4.1)

最後に最高責任者の署名をもらいます。最高責任者の欄には日付を入れます。

○○会社
○○長

鈴木太郎

令和〇年〇月〇日

このフォーマットをA4ファイルに直すとこのようになりまます

まとめ:品質マニュアル第1章

この記事では品質マニュアルの第1章の書き方について説明をしました。そういえば、令和になって元号にも気を使いますので注意してください。